街中では2mぐらいまでの高さの木が多いですが、自然の樹形だと5~10mまで大きくなります。

カナメモチ
春の芽吹きが真っ赤な花のよう

カナメモチの特徴
春の芽吹きが真っ赤で花が咲いたようです。特に街中によく植えられるレッドロビンという品種は真っ赤なので良く目立ちます。真っ赤な芽吹きの時期が終わるとすぐに白い花が木全体に咲きます。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
ふちに細かいギザギザがあります。芽吹きの頃は、真っ赤です。これは赤い色素で強い光や紫外線を防ぎ、まだ弱い新葉の組織を守っているためと考えられています。
葉は、成長すると緑色になります。
花
1cmぐらいの白い小さな花があつまって咲きます。小さなコガネムシなどが集まります。
実
小さな実です。冬に近づくと赤く熟します。園芸品種のレッドロビンは、あまり実がなりません。
幹
褐色。老木だと樹皮が縦に細かく剥がれます。
冬芽
真っ赤な冬芽がよく目立ちきれいです。
名前の由来
扇の骨組みの部分の要(かなめ)を作るのに使われ、姿はモチノキに似ているのでカナメモチと呼ばれたと言われています。
その他の情報
よく街で植えられているレッドロビンという園芸品種は、カナメモチとオオカナメモチの雑種とされます。