ムクロジ

実(み)の皮(かわ)はせっけんになる

木(き)の自己(じこ)紹介(しょうかい)
樹木(じゅもく)クイズ

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ムクロジの特徴(とくちょう)

昔(むかし)の人々(ひとびと)の生活(せいかつ)に色々(いろいろ)な方法(ほうほう)で活用(かつよう)された木(き)です。実(み)の皮(かわ)にはサポニンという物質(ぶっしつ)が含ま(ふくま)れており、せっけんになります。また種(たね)は、羽子板(はごいた)の羽(はね)の玉(たま)や食料(しょくりょう)になったりします。

以下(いか)の情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)を基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの差(さ)があります。

樹(き)形(がた)

太い(ふとい)枝(えだ)を伸ばし(のばし)て、全体(ぜんたい)的(てき)にどっしりとした樹(き)形(がた)になります。

写真(しゃしん) / MayaN
お寺(おてら)や神社(じんじゃ)では大木(たいぼく)が多い(おおい)
写真(しゃしん) / MayaN

葉(は)

小さい(ちいさい)葉(は)が少し(すこし)ずつずれて何(なん)枚(まい)も付い(つい)ていて、全体(ぜんたい)で一(いち)枚(まい)の葉(は)です。

小さい(ちいさい)葉(は)が少し(すこし)ずつずれてつく
写真(しゃしん) / MayaN
黄葉(こうよう)した葉(は)
写真(しゃしん) / MayaN

花(はな)

雄花(おばな)と雌花(めばな)が混じっ(まじっ)て咲き(さき)ます。

6~7月頃(つきごろ)小さな(ちいさな)花(はな)が集まっ(あつまっ)て咲く(さく)
写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア
写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア
つぼみ
写真(しゃしん) / MayaN

実(み)

実(み)の皮(かわ)が半(はん)透明(とうめい)です。この半(はん)透明(とうめい)の皮(かわ)がせっけんのように使え(つかえ)ます。ペットボトルに水(みず)と一緒(いっしょ)に入れ(いれ)て振る(ふる)と泡立ち(あわだち)ます。中(なか)の黒い(くろい)種(たね)が羽子板(はごいた)の羽(はね)の黒い(くろい)部分(ぶぶん)に使わ(つかわ)れています。

熟し(じゅくし)た実は(じつは)半(はん)透明(とうめい)
写真(しゃしん) / MayaN
未熟(みじゅく)な実は(じつは)緑色(りょくしょく)
写真(しゃしん) / MayaN
実(み)の中(なか)には黒い(くろい)種(たね)が一(いち)個(こ)入っ(はいっ)ている。これの中身(なかみ)を食べる(たべる)ことができる。
写真(しゃしん) / MayaN
実(み)の皮(かわ)は水(みず)をつけてこすると泡立つ(あわだつ)
写真(しゃしん) / MayaN