(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん)

ニオイコベニタケ

カブトムシのにおいのするきのこ。

  • アカマツの近く(ちかく)にはえるニオイコベニタケ。
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • (かさ)表面(ひょうめん)赤色(あかいろ)
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • (かさ)表面(ひょうめん)微粉(びふん)(じょう)
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • ひだは白色(はくしょく)古く(ふるく)なるとクリーム(しょく)をおびる。
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • ()表面(ひょうめん)少し(すこし)(たて)(せん)がある。
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

特徴(とくちょう)

カブトムシのにおいのするかわいいきのこです。 カブトムシのにおいのするきのこは()ケショウハツがあります。 ケショウハツはより大形(おおぎょう)です。
 
大き(おおき)さ : (かさ)直径(ちょっけい)は2~4.5cm
生える(はえる)時期(じき) : (なつ)(あき)
生える(はえる)場所(ばしょ) : ブナ()やマツ()などの樹木(じゅもく)近く(ちかく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

おもしろトピック

ニオイコベニタケは本郷(ほんごう)先生(せんせい)名前(なまえ)をつけました。 学名(がくめい)は Russula bella Hongo です。 本郷(ほんごう)先生(せんせい)はきのこにたくさんの名前(なまえ)をつけた菌類(きんるい)学者(がくしゃ)です。 本郷(ほんごう)先生(せんせい)世界(せかい)(てき)権威(けんい)のある菌類(きんるい)学者(がくしゃ)のシンガー先生(せんせい)京都(きょうと)できこのがりをしました。 そのあと、 シンガー先生(せんせい)にニオイコベニタケは(きた)アメリカに生える(はえる)きのこと一緒(いっしょ)だと言わ(いわ)れました。 本郷(ほんごう)先生(せんせい)はそんなことないのになぁとおもいつつ、 しぶしぶニオイコベニタケの学名(がくめい)をRussula mariae Peck. としRussula bella Hongo は異名(いみょう)としました。 (いま)では研究(けんきゅう)進み(すすみ)、 ニオイコベニタケは(きた)アメリカのきのことちがうことがわかったので、 学名(がくめい)はめでたくRussula bella Hongo が使わ(つかわ)れてます。

きのこの注意(ちゅうい)(てん)

食用(しょくよう)きのこの種類(しゅるい)がわかるようになるには、 正しい(ただしい)知識(ちしき)十分(じゅうぶん)経験(けいけん)必要(ひつよう)です。 確実(かくじつ)にわからないきのこは食べ(たべ)ないでください。 中毒(ちゅうどく)して死ぬ(しぬ)こともあります。

()られる散歩道(さんぽみち)

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