花(はな)の受粉(じゅふん)を助ける(たすける)虫(むし)がいなかったから。
雌(めす)の木(き)だけしかなかったから。
元気(げんき)がなかったから。
アオキは1783年(ねん)にイギリスに雌(めす)の木(き)だけが持ち込ま(もちこま)れましたが全く(まったく)実(み)がならず、約(やく)80年(ねん)後(ご)1864年(ねん)に雄(ゆう)の木(き)が持ち込ま(もちこま)れ初めて(はじめて)実(み)を付け(つけ)ました。 一年中(いちねんじゅう)つやのある美しい(うつくしい)葉(は)をつけているアオキは、ヨーロッパに最初(さいしょ)に持ち込ま(もちこま)れた時(とき)からゴールドプランツ(黄金(おうごん)の植物(しょくぶつ))として持て(もて)はやされていましたが、真っ赤(まっか)な美しい(うつくしい)実(み)をつけたことでまた一大(いちだい)ブームが起こっ(おこっ)たと言わ(いわ)れています。