この木(き)でお酒(さけ)ができるから
花(はな)の美し(うつくし)さにうっとりして、酔っ(よっ)てしまうようだから
花(はな)が朝(あさ)は白い(しろい)のに、夕方(ゆうがた)ピンクになり、お酒(さけ)を飲ん(のん)で酔っ(よっ)ているみたいだから
スイフヨウは、朝(あさ)、咲き(さき)たては白い(しろい)花(はな)なのにだんだんピンクになっていき、夕方(ゆうがた)には濃い(こい)ピンクになります。それを夕方(ゆうがた)飲ん(のん)で赤く(あかく)なっている人(ひと)に例え(たとえ)て酔(よい)芙蓉(ふよう)と呼ば(よば)れています。実際(じっさい)、暑い(あつい)日(ひ)は早く(はやく)ピンクになり、雨(あめ)の日(ひ)などはなかなかピンクになりません。赤色(あかいろ)は紫外線(しがいせん)から守る(まもる)サングラスの色(いろ)なので、これから実る(みのる)種(たね)を守っ(まもっ)ているのではないかと予想(よそう)しています。