落葉する高木です。 幹はスッとまっすぐに立ち、 枝は斜め上に伸びてきれいな樹形になります。
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特徴
小さな花が円錐形に集まって咲き、 木が真っ白に見えるほどたくさんの枝に花をつけます。 「マルバ」といっても葉が丸いわけではなく、 他のアオダモの仲間に比べて葉の縁が滑らかなのでそうよばれています。 木材は硬く、 粘り強さと弾力性があるため、 野球のバットにも使われています。
みんなの投稿
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 見頃 |
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| 花 |
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| 葉 |
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| 実 |
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高さ
小高木 (5～10m)
高木 (10～30m)
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花の性別
雌雄異株
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分布北海道、 本州、 四国、 九州に分布。 |
生息地低山帯に生育する |
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分布北海道、 本州、 四国、 九州に分布。 |
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生息地低山帯に生育する |
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学名Fraxinus sieboldiana |
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樹形
葉
小さな葉が5枚や7枚で一組になっています。 縁にはギザギザがないか、 浅いギザギザがある滑らかな形をしています。 それが「マルバ」という名前の由来です。
花
白く細長い花びらのある花ががかたまって咲き、 ふさふさに見えます。 雄の木に雄花、 雌の木に雄しべと雌しべのある両性花が咲きます。
実
細長い翼のある、 スッとした細長い実が、 ふさふさとさくさんつきます。 茶色く熟すとバラバラになり、 風に乗ってクルクルと回りながら遠くへ飛んでいきます。
幹・枝
樹皮は灰色から暗い灰色で滑らかです。 地衣類がつき、 白っぽいまだら模様になっていることがあります。
冬芽・葉痕
卵形で青っぽい灰色の芽が枝先につき、 その下には、 枝に背中合わせにポチッとした丸い芽がつきます。 芽鱗は2枚見えていて、 粉のような毛が密に生えています。 葉痕には小さな維管束痕がたくさんあり、 ニンマリ笑ったお口のように並んでいます。
人との関わり
材は硬くて粘りがあり、 衝撃に強いため、 野球のバットやテニスのラケットに使われます。 現在ではメープル材を使うことが多いようですが、 かつてはイチロー選手を始めとした多くのプロ野球選手がアオダモ製のバットを愛用していました。
名前の由来
「マルバ」といっても葉の形が丸いというわけではなく、 他のアオダモの仲間に比べて葉の縁が滑らかなことからマルバアオダモと名づけられました。
性格
材は硬くて、 粘り強さと弾力性があります。 特にプロ野球選手にアオダモのバットの愛用者が多いようです（東京ドームにはアオダモが植えられています）。 マルバアオダモもアオダモも生長が遅くて、 木材になるまで時間がかかり、 なかなかのマイペースののんびり屋です。 バットができるまでに引退しちゃった選手もいたのではないでしょうか？
体験・遊び
マルバアオダモ（アオダモも）の樹液はUVライト（紫外線）を当てると青く光ります。 エスクリンと言う物質が光るのだそうです。 枝を蛍光ペンにして、 光る樹液で絵を描いてみましょう。 UVライトは目にむけないように気をつけましょう。 子ども用のUVライトは、 UVペン、 スパイペン、 シークレットペンなどの商品名で100均で購入できます。
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