落葉する高木です。 西日本では10mを超えるほど大きくなりますが、 雪の多い地域ではそれほど大きくならないことも多いです。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 葉 |
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| 実 |
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高さ
高木 (10~30m)
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花の性別
両性花
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分布本州・四国・九州の温帯より暖帯上部に分布し、 日本海側に多い |
生息地山地、 低地 |
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分布本州・四国・九州の温帯より暖帯上部に分布し、 日本海側に多い |
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生息地山地、 低地 |
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学名Magnolia salicifalia |
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樹形
葉
北日本では付け根に近いところの幅が広くなりますが、 西日本では全体に細身のものが多いようです。 縁にギザギザはなく、 裏側が白っぽいのが特徴です。 葉をもむと強い香りがあり、 噛むと甘みがあります。
花
葉が出る前によい香りのする白い花が咲き、 早春の森の中で目立ちます。 花の下にピョロンとした小さな葉がつかないことで、 コブシと見分けがつきます。
実
ポコポコとした細長い形をした実がなります。 熟すとポコポコの1つ1つがパカッと口を開くように割れて、 白くて細い糸のついた赤色のタネが出てきてぶら下がります。
幹・枝
灰色で、 ゴツゴツした感じがなく、 なめらかです。 若い枝は緑色です。 生の枝や落ちている枝を折ると良い香りがします。
冬芽・葉痕
ふわふわの毛のある芽鱗に包まれた大きな花芽と、 毛のない芽鱗に包まれた葉芽があります。 枝先の芽は大きく、 枝先より下の芽はとても小さな芽です。
名前の由来
葉を噛むと甘みがあり、 枝を噛むとさわやかな香りがするので「かむ柴」(柴は雑木のこと)、 そこから「タムシバ」となったという説があります。 別名には「サトウシバ」「ニオイコブシ」があります。
体験・遊び
葉をもんで匂いをかいでみましょう。 葉を噛むと甘いって本当かな?ちょっと噛んでみましょう。
落ちたての枝があったら、 少し切って切り口の匂いもかいでみましょう。 かいだらどんな気分になるかな?
