落葉する低木です。 細い枝が横に広がり、 こんもりとした形になります。
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特徴
日本海側の雪の多いろころに分布するミツバツツジの仲間です。 葉が開くのと同じころに濃いピンク色の花を咲かせます。 「ミツバ」は、 枝先に3つの葉をつけることからきています。 葉の柄に毛がないのが特徴です。
みんなの投稿
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 花 |
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| 葉 |
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| 実 |
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高さ
低木 (1〜5m)
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花の性別
両性花
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分布秋田南部~鳥取県東部の日本海側、 近畿地方では瀬戸内海側まで |
生息地山地の林内・林縁、 岩場 |
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分布秋田南部~鳥取県東部の日本海側、 近畿地方では瀬戸内海側まで |
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生息地山地の林内・林縁、 岩場 |
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学名Rhododendron lagopus. var. niphophilum (T.Yamaz.) T.Yamaz. |
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樹形
葉
丸っこい菱形の葉で、 枝先に3枚並びます。 ミツバツツジの仲間は同じような形の葉をつけるので、 見分けることが難しいのですが、 付け根に近いところが少しくびれることが多いようです。 葉の柄に毛がないことも特徴です。 葉裏の付け根の葉脈のところには少し毛があります。
花
春に、 明るい赤紫色の花を咲かせます。 ミツバツツジに比べて少しピンク色が強く、 雄しべは10本あります。
実
1cmに満たないくらいの小さな果実をつけます。 秋に茶色く熟すと、 タネがパーンと飛び出します。
幹・枝
若い枝は赤茶色ですが、 だんだんと黒っぽい色か灰色っぽい色になります。 細い枝を横に広げていきます。
冬芽・葉痕
先がとがり、 きれいに並んだたくさんの芽鱗に包まれた芽です。 葉痕は三角形で維管束痕は1つです。
名前の由来
ミツバツツジの仲間の中でも、 日本海側の雪の多い「雪国」に多く分布していることからユキグニミツバツツジとよばれます。
その他の情報
ユキグニミツバツツジは、 ダイセンミツバツツジとよく似ています。 ダイセンミツバツツジは葉の柄に毛が密に生えていて、 山梨、 長野、 中国地方、 香川に分布しています。 ユキグニミツバツツジは、 雪国だけでなく、 近畿地方の大阪南部や淡路島にかけても分布しています。
性格
ユキグニミツバツツジは寒さに耐えることができるツツジなので、 冬までにすっかり落葉し、 幹や枝と冬芽だけになって冬を越します。 「寒くなるのはいやだなぁ」なんて思っていない木です。
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