越後丘陵公園

ホツツジ

穂のような花をつけるツツジ

  • 木の自己紹介

    木の自己紹介

    0:00 / 0:00
  • マップで探す(さがす)
  • 樹木クイズ

この木を 親友 に登録

マイページの樹木帳に親友マーク が付きます。

特徴

ツツジの仲間ですが、 見慣れたツツジとは違い、 枝先に穂のように上に伸びる柄にまとまって花を咲かせます。 咲くのも普通のツツジより遅い時期です。 秋には丸い小さな実をつけ、 熟すとパカッと割れます。 木全体には強い毒があります。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

  • Peak Season
  • Blossom
  • Leaf
  • Fruit
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
見頃

高さ

低木 (1〜5m)

花の性別

両性花

分布

北海道(南部)~九州(南限は屋久島)

生息地

明るい山地

分布

北海道(南部)~九州(南限は屋久島)

生息地

明るい山地

学名

Elliottia paniculata

樹形

落葉する低木で、 こんもりとした形になります。

  • 森の中に生える低木
    写真 / MayaN

  • 猛毒をもつため鹿害の進んだ森でも残る
    写真 / MayaN

枝先に菱形のような形の葉がぐるりと5枚ほどまとまってつきますが、 互生です。 葉の縁は波打ち、 少しシワシワに見えます。

  • 葉の先は尖る
    写真 / MayaN

  • 裏の葉脈の上には毛が生えている
    写真 / MayaN

夏から秋にかけて、 赤みを帯びた白い花が穂になって咲きます。 細長い花びらはクルンと外側にカールします。

  • まっすぐに飛び出しているのは雌しべ
    写真 / MayaN

  • 花びらは3枚
    写真 / MayaN

  • みんなまっすぐに穂を立てている
    写真 / MayaN

小さな丸い形をした果実が穂にたくさん実ります。 茶色く熟すとパカッと3つに割れます。

  • 丸い実が弾けると、 小さなタネが出てくる
    写真 / Tamacha

  • もう枯れそうだが、 キリッと穂を立てている
    写真 / Tamacha

幹・枝

枝は根元からたくさん出ます。 若い枝は赤っぽい茶色で、 成長すると暗い灰色に変わります。

  • 幹には縦に細かい割れ目がある
    写真 / Tamacha

冬芽・葉痕

先が尖り、 赤っぽい茶色の冬芽で、 枝先には普通3つ集まってつきます。 逆三角形の葉痕に、 維管束痕は1つあり、 ニンマリしたお顔に見えます。

  • 枝先に3つの芽
    写真 / Tamacha

人との関わり

昔、 ほうきとして使われていました。

名前の由来

花が穂になってつくことが名前の由来です。 樹皮がマツの木に似ていることから「マツノキハダ」、 ほうきとして使われていたことから「ヤマボウキ」とも呼ばれます。

その他の情報

少し高い山の岩場や林縁に生えるミヤマホツツジは、 葉の先がほんの少し内側にへこんで丸くなっています。 屋久島に分布するヤクシマホツツジは、 葉の先がいちじるしくとがっています。

見られる場所

越後丘陵公園 基本情報

Language Settings

Select display language

Select audio language

Notes:
Some walking routes may also offer voice guides in other languages.
If a voice guide is not available in your selected language, it will be provided in Japanese or English.