ネジキ

赤と白で魅せます

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特徴

幹に縦の筋があり、 らせん状にねじれるのでネジキという名前がついています。 冬に見られる新しい枝は真っ赤で、 冬芽も赤い帽子のにっこりさん。 春は真っ白な小さなランプのような花が枝にずらりと並んで咲きます。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

  • Peak Season
  • Blossom
  • Leaf
  • Fruit
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見頃
花
葉
実

高さ

小高木 (5~10m)

花の性別

両性花

分布

本州(山形県、 岩手県以南)、 四国、 九州

生育地

丘陵〜山地の乾燥した尾根や斜面

分布

本州(山形県、 岩手県以南)、 四国、 九州

生育地

丘陵〜山地の乾燥した尾根や斜面

学名

Lyonia ovalifolia. var. elliptica

樹形

乾燥した尾根や斜面に、 斜めになったりくねくねしたりして伸びる木です。 それがネジキという名前の由来にもなっていますが、 生えている場所によってはまっすぐに伸びることもあります。

  • 何かの影響でくるっと回転
    写真 / 2021.12.5 千葉県君津市 MayaN

  • 斜め上に伸びていく
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

  • 上に何もなく、 まっすぐに伸びる
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

葉

卵型で先が少しとがり、 元の方は少しくぼんでハート型のようになることもあります。 縁にギザギザはなくて不規則に波打つことが多く、 しわが多くてヒラヒラして見えます。

  • 元の方が少しくぼむタイプ
    写真 / 2025.6.1 東京都調布市 Tamacha

  • 秋は黄色や赤に色づく
    写真 / 2015.12.6 千葉県君津市 MayaN

花

白くて小さなつぼ型の花で、 1つにつながった花びらは先の方で少しだけ5つに切れ込みます。 前の年に伸びた枝の葉のつけ根のところから花の柄が伸びてきて、 下向きにずらりと並んでつきます。

  • 小さなランプのような花が並んで垂れ下がる
    写真 / 2011.6.7 千葉県君津市 MayaN

  • 5つのガクは白くて先がとがる
    写真 / 2011.6.7 千葉県君津市 MayaN

  • 花が終わると上を向く
    写真 / 2026.5.31 東京都調布市 Tamacha

実

丸くて少しへん平な形で上向きにつきます。 上から見ると5つの筋があり、 熟すとそこが裂けて種が出てきます。

  • 5つの筋が入っていて地味な花のよう
    写真 / 2018.10.28 滋賀県東近江市 Tamacha

  • みんな上を向く
    写真 / 2025.11.1 東京都調布市 Tamacha

  • 熟して種を出した後もしばらく枝についている
    写真 / 2025.6.1 東京都調布市 Tamacha

幹・枝

幹には縦の筋があり、 ねじれた幹はらせん状のしま模様のようになっています。 生えている場所によって、 斜めになったりくねくねしたり、 まっすぐだったりします。

  • 縦の筋がほぼ平行に入る
    写真 / 2019.12.5 徳島県神山町 MayaN

  • ほとんどねじれていない
    写真 / 2026.5.31 東京都調布市 Tamacha

  • 真横に伸びているが、 ねじれていない枝
    写真 / 2026.5.31 東京都調布市 Tamacha

冬芽・葉痕

つるっとした新しい枝に、 つるっとした芽がつきます。 枝と芽は夏の間は緑色ですが、 葉のない冬の姿は真っ赤で目立ちます。 芽鱗は2枚で葉痕側の真ん中でピタッと合わさって閉じています。 葉痕の維管束痕は1つで、 ニッコリしたお顔に見えます。

  • 赤い帽子でニッコリ
    写真 / 2019.2.16 東京都東村山市 Tamacha

  • 帽子の後ろに落枝痕がピョコリ
    写真 / 2019.2.16 東京都東村山市 Tamacha

  • 枝先より下の方の芽は小さい
    写真 / 2019.2.16 東京都東村山市 Tamacha

  • 春になると芽鱗がパカーンと開いて新しい葉が出てくる
    写真 / 2019.4.7 東京都東村山市 Tamacha

人との関わり

冬の赤い枝が美しいので生け花の材料として使われます。 材はきめが細かく整っており、 赤茶色をしていてきれいなので、 くしや傘の柄などに利用されます。

名前の由来

幹がねじれるのでネジキとよばれます。 といってもねじれ具合は様々で、 生えている場所や風向きによります。 ねじれのために薪にするのが難しいので、 ウバノテヤキ(乳母の手焼き)、 バアナカシ(婆泣かし)といった別名もあります。

  • ほんのりねじれているか?
    写真 / 2018.10.28 滋賀県東近江市 Tamacha

その他の情報

枝や葉には、 アンドロメドトキシン、 リオニアトキシンといった毒があります。 家畜の飼に混ざったり、 口にしたりしないよう気をつけなければなりません。 誤って口にするとおう吐やけいれんを引き起こすことがあります。 枝を箸として使うのも危険です。

  • 写真 / いらすとや

関わりが深い生き物

葉にトサカグンバイという小さなグンバイムシがつくことがあります。 白くなっている葉があれば、 葉の裏をそっと見てみましょう。

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