元々海辺に生えるため、 風に耐える力強い樹形です。
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特徴
海岸に生える強い松。 アカマツに対してがっしりとした感じだから男の松、 雄松(おまつ)と呼ばれたりします。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
2本の針のような葉がセットになった葉です。 硬くて先がとがっています。
この葉っぱで松葉相撲が出来ます。
花
雄花は、 触ると粉のような花粉が飛びます。 雌花は小さな松ぼっくりのような形。 新しい枝の先端につきます。 これが受粉して松ぼっくりになります。
実
春に咲いた花が1年半かかって翌年の秋に実ります。
幹・枝
沢山の裂けめのある、 ゴツゴツした幹です。
名前の由来
幹が赤味がかったアカマツに対して、 幹が黒っぽいことからクロマツと呼ばれます。
その他の情報
不老不死や夫婦円満の象徴とされておめでたい木とされています。
性格
クロマツは光が大好きすぎて、 土が良い場所では他の木との競争が激しくなるので、 海岸などやせた土地をあえて選びます。 そんな場所でも菌根菌(キノコ)という協力者がたくさんいて、 生長を助けてくれます。 ただ、 焚火痕にはえるツチクラゲと言うキノコは苦手です。
体験・遊び
マツボックリは乾くと開き、 水につけると閉じます。 乾いた晴れた日に中の種を遠くに飛ばすために、 雨の日はしっかり閉じます。 そんなマツボックリにお花を挿して、 生け花をしてみましょう。 アカマツ、 ダイオウマツ、 ゴヨウマツのマツボックリでもできます。
関わりが深い生き物
市街地でも見られる松の葉を食べるマツカレハ(ガ)の幼虫は、 マツケムシと呼ばれ、 毒があるので注意です!
松ぼっくりや葉に住み着く虫やクモを食べに、 シジュウカラ類など鳥がやってきます。
イスカという鳥はくちばしの上下が交差しており、 上手にタネを取り出します。