高さ20m直径1mほどの大木になります。


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特徴
驚くほどトゲトゲの幹です。 棘にさらに棘が生えています。
危なく見える木ですが、 実は人の生活にとても役立つ木でした。 実の鞘からは石鹸や薬が作られました。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
小さな葉が向かい合って6〜12対並び、 セットで1枚の葉になっています。 長い枝には、 そのセットがまた4~8対ついて1枚の葉になっていることがあります。
花
春、 枝先に花の枝を出し、 小さな淡い黄緑色の花をたくさんつけます。
花は雄花、 雌花、 両性の花(両性花)があります。 雄花はやや小さく、 花の柄の1か所に集まって咲きます。 雌花や両性花は少しまばらにつきます。
実
長さが20~30㎝になる豆がなります。 扁平でねじれ表面に毛はありません。 10~11月に熟すと黄色から濃い紫色になり中には長さ1㎝黒褐色の種子が10~25個入っています。
幹・枝
触るのには注意しましょう!枝にも幹にも鋭い棘があります。
幹は黒褐色~灰褐色でいぼ状の皮目が多く、 老木では縦にも裂け目が入ります。 枝や幹にあるトゲは枝が変形したもので、 「トゲからトゲ」と分岐を繰り返し、 トゲだけの枝のようになります。
冬芽・葉痕
半球形で小さな芽です。 芽鱗は4~6枚あり、 毛はありません。 葉痕の維管束痕は3こで、 お顔に見えます。
人との関わり
種子はサボニンという成分を含み薬に利用されます。
名前の由来
種が漢方薬に使われ、 その漢方薬の名前である「皀角子(そうかくし)」が「西海子(さいかし)」に転じて「サイカチ」になったと言われています。
関わりが深い生き物
サイカチマメゾウムシという甲虫がさやの中に産卵し、 生まれた幼虫が豆の皮を食い破って中身を食べます。 落ちたサイカチの種を食べ進もうとしているところで、 大雨などによって種が水分を吸うと、 幼虫は生きられず、 種は発芽できるということがわかっています。
樹液にカブトムシがやってくることから、 カブトムシのことをサイカチムシと呼ぶ地域があるようです。
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