林の中の光の当たりにくい場所に生えます。
ヒサカキ
冬の初め、 黒い実がたくさん実る神聖な木
特徴
真冬に真っ黒な実がたくさん実ります。
早春に咲く白い花は可愛らしいのですが、 独特な匂いがします。
多くの地方で神聖な木(榊 : さかき)とされ、 神事に使われてきました。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
枝に交互につき、 厚みと光沢があります。 葉の縁(ふち)はギザギザが目立ちます。
花
雄花と雌花が別々の木に咲きます。
排気ガスのような匂い(人によって感じ方はさまざま)がします。 この匂いで虫を呼び受粉を手伝ってもらっています。
実
雌木(めぎ)には黒い実がたわわになります。
鳥がよく食べにきます。
幹
濃い褐色からグレー。 森の中では赤味が目立つ木が多いです。
関わりが深い生き物
花の蜜と花粉をもとめて、 ハナアブやハエの仲間がやって来ます。
ホタルガは昼間にひらひら飛ぶガで、 6月頃と9月頃、 2回あらわれます。 新しい葉っぱに白くすけた丸い食べあとがあると、 幼虫がいるかもしれません。 (幼虫の出す粘液に触るとかゆくなることがあるので注意しましょう。 )
晩秋~冬、 黒い実を食べに、 メジロなどの鳥がやって来ます。
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