高さ2m程度まで大きくなる常緑の低木です。 葉を密に付けるので生垣やトピアリーにも利用されます。
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特徴
漢字で「銀梅花」と書き、 ウメに似た花を咲かせます。
ギリシャ神話など西欧の古典にしばしば出てくる木で、 愛の象徴として結婚式の花輪の材料とされたり、 ヴィ-ナス神に捧げる花として使われました。 花や葉は良い香りがして、 昔から縁起木や観賞だけでなく「マートル」の名で有名なハーブやリキュールとしても利用されます。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
革質で対生の葉を付けます。 葉をもむとユーカリに似たフルーティーな香りがします。
花
初夏に白い花を咲かせます。 おしべが長く良い香りがします。
実
秋にブルーベリーのような青味がかった黒い実がなります。 食べられますが、 苦味が強いです。
幹・枝
太くなった幹や枝の樹皮は縦に裂けてささくれます。
冬芽・葉痕
枝が伸びるのは速いですが、 控えている芽は少しとがった小さなものです。 枝先の芽も、 枝先より下の芽もとても小さいです。
人との関わり
西欧では昔から親しまれている木で西欧の古典にしばしば出てきます。 愛の象徴として結婚式の花輪の材料とされたり、 ヴィ-ナス神に捧げる花として使われました。
観賞だけでなくハーブやリキュールとしても利用されます。
名前の由来
花が梅に似ていることから「銀梅花」と名付けれたと言われます。 命名は、 かつて東京都目黒区にあった苔香園の主人によると言われています。
別名を「祝の木」ともいわれ、 英語名ではマートル(Myrtle)と呼ばれます。
関わりが深い生き物
花にはいろいろな昆虫が集まって来ます。
秋にはヒヨドリなどの鳥が実を食べにやって来ます。