枝はよく分かれて横に大きくなっていき、 樹形はやや不均等に乱れます。 庭木として刈り込まれている姿もよく目にします。


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特徴
ヒイラギと似ていて、 葉に鋭いトゲがあります。 夏に黒い実が熟すモクセイ科のヒイラギに対して、 シナヒイラギはモチノキ科で冬に華やかな赤い実をつけます。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
長方形のような形で頂点となる部分が尖り、 触ると痛い鋭さです。 皮のように分厚く、 光沢があって表も裏もすべすべしています。
花
葉のつけ根から花芽が出てきて、 初夏にクリーム色の花を咲かせます。 本来は雌雄異株で、 雄の木に雄花が、 雌の木に雌花が咲きますが、 雌花に雄しべがあり、 実がみのる両性花が咲くものも多いようです。
実
秋に熟して緑色から赤色になります。 赤くて丸い実が集まり、 よく目立ちます。
幹・枝
枝や幹にはほとんど凹凸がなく、 スルンとしていますが、 短い縦の筋があります。 若い枝は明るい緑色で、 太くなるにつれて黒っぽくなっていきます。
冬芽・葉痕
枝先の芽も、 それより下の芽も、 とても小さなものです。 色は若い枝と同じ明るい緑色です。 葉痕の維管束痕は1こですが、 お顔に見えることがあります。
人との関わり
成長が遅くてあまり大きくならず、 丈夫です。 冬の庭を彩り、 刈り込みにも耐えるため、 よく植えられています。
名前の由来
中国原産のヒイラギということでシナヒイラギと呼ばれます。 「ヒイラギ」の名は「ひひらぐ」という「ヒリヒリ痛む」の意味の昔の言葉からきていて、 転じて「ヒイラギ」になったようです。
その他の情報
別名や品種名がたくさんあり、 ヒイラギモチ、 ヤバネヒイラギモチ、 ヒイラギモドキ、 チャイニーズホーリーなどがあります。
冬に赤い実がなる同じ仲間にはセイヨウヒイラギモチ、 アメリカヒイラギモチがあり、 よく似ているものが園芸店に並んでいます。
体験・遊び
同じ種類の木なのに、 葉の形は枝の場所や樹齢によっていろいろです。 ツルンと丸くて先だけ尖るものや、 左右が対称でないものなど、 「なんでこの形?」というようないろいろな葉を探してみましょう。
関わりが深い生き物
赤い実を食べに、 ヒヨドリなどの野鳥がやって来ます。