ナギ

特徴

針葉樹では珍しく、 先の尖った長楕円形の葉が対生します。 イヌマキの仲間になります。
たくさんの並行した脈が走った変わった葉っぱです。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

高さ20m、 直径50~60cmにもなります。 多数の枝が上にむかってのび、 上部の枝や葉が広がった樹形をつくります。

  • 写真 / 2021.8.11 埼玉県川口市 MayaN

たくさんの平行に走る脈がありますが、 中央の脈は見当たりません。
対生で長楕円形、 両端はとがります。

  • 対生で長楕円形、 両端はとがる。 長さ4~6㎝、 幅15~30mm。
    写真 / 2022.1.16 MayN 千葉県君津市

  • たくさんの平行に走る脈がありますが、 中央の脈は見当たらない。 上面は深緑色、 下面はやや淡緑色。
    写真 / 2022.4.25 埼玉県川口市 MayaN

  • 独特の葉の雰囲気
    写真 / 2022.1.16 MayN 千葉県君津市

球形で直径15mm。 表面は白粉を帯び、 青白色です。

  • まん丸の実
    写真 / 2021.8.11 埼玉県川口市 MayaN

  • 古いナギの実。 しわしわ
    写真 / Mine

幹・枝

樹皮は黒褐色、 平滑で外皮が薄片にはげます。 小枝は緑色で無毛です。

  • 最初は茶色
    写真 / 2022.1.16 千葉県君津市 MayaN

  • だんだん皮がむけてまだら模様になる
    写真 / 2021.8.11 埼玉県川口市 MayaN

幼木

  • 種をまき、 芽生えた苗
    写真 / 2021.8.8 minaei

名前の由来

鏡のように丸く平らな葉が、 静かな海の「なぎ」を連想させたとの説がありますが、 語源は不明です。 葉の筋が強く、 切れないので、 「チカラシバ」の方言があります。

  • 鏡のような平らな葉が語源に??
    写真 / 2022.4.25 埼玉県川口市 MayaN

その他の情報

春日神社のナギの純林は、 1000年前に人が植えたもののようですが、 国の天然記念物になっています。

性格

ナギは針葉樹の仲間ですが、 広い葉を持ちあまり針葉樹っぽくありません。 葉ははっきりとした葉脈がなくて、 のっっぺりしていて雰囲気があります。 ナギは縁結びなどのご利益があると、 「恋つナギ」と神社などに植えられます。 寒いのは苦手で、 関東ではちょっと寒そうにしています。

  • 神社に植えられるナギ
    写真 / 2011.8.7 宮崎県宮崎市 minaei

体験・遊び

ナギの葉はなかなかちぎれないので、 「チカラシバ」「恋つなぎ」などと呼ばれ恋愛のご利益が期待されます。 葉を力をこめてちぎってみると、 ギザギザに切れて、 いたいたしい失恋のよう(葉っぱと実際の恋愛とは関係はありません)。 葉っぱをちぎれ方を観察してみましょう。

  • ちぎれ方が独特
    写真 / 2021.10.1 minaei