ウラジロモミ

日本でクリスマスツリーとして使われる木の一つ

特徴

日本でクリスマスツリーとしてよく使われている木です。 自然では標高1000m以上の場所に生えます。

みんなの投稿

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

大きく成長すると、 まさにクリスマスの絵本に出てくるモミの木の形になります。

  • 成長するとクリスマスツリー型になる
    写真 / 2020.12.27 福島県天栄村 MayaN

  • 標高1000m以上で元気に育つ
    写真 / 2020.9.16 徳島県神山町 MayaN

  • 雪の中で広葉樹の中にポツンと生えることが多い
    写真 / 2022.1.8 栃木県那須町平成の森 MayaN

葉の裏は白い気孔線が目立ち、 緑と白の縞模様に見えます。 葉は握ってもいたくありません。
葉はもむと良い香りがします。 ぜひ香りをかいで癒されてください。

  • 葉は枝にらせん状につく。 握っても痛くはない。
    写真 / 2020.9.16 茨城県筑波実験植物園 MayaN

  • モミと似ている。 若い枝若枝や日の当たらない場所では画像のような羽状の葉
    写真 / 2022.1.8 栃木県那須平成の森 MayaN

  • 葉の裏に白い線が入り白っぽく見える
    写真 / 2020.9.16 茨城県筑波実験植物園 MayaN

細長い松ぼっくりのような実ができます。 完全に熟すとバラバラになります。 芯の部分は長い間木に残ります。

  • 松ぼっくりはメタリックな紫色
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

幹・枝

老木は樹皮が細かくはがれてきます。

  • 細かく裂けてきた老木の樹皮
    写真 / 2020.9.16 茨城県つくば市筑波実験植物園 MayaN

  • 鹿が角とぎをするため、 幹に傷がついていることがある
    写真 / 2022.1.8 栃木県那須平成の森 MayaN

冬芽・葉痕

枝先につく芽は樹脂におおわれていて、 白っぽくなっています。

  • 樹脂におおわれている芽。 寒さから守っているのかな。
    写真 / 2022.1.29 千葉市若葉区 MasakoT

  • 葉裏の白さと薄ピンクの芽がおしゃれ。
    写真 / 2022.1.29 千葉市若葉区 MsakoT

名前の由来

ウラジロは葉の裏が白っぽいことからきています。 モミは昔から神の木とされていたため「臣の木」(おみのき、 神に仕えるという木という意味)→モミノキと呼ばれるようになったと言われています。

関わりが深い生き物

ウラジロモミの倒木や弱った木には、 シラフヒゲナガカミキリなどカミキリの仲間がやって来て産卵します。

タップすると詳細が見られます