慈林小学校

ヒメリンゴ

別名イヌリンゴ。 ちっちゃな林檎のなる木

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特徴

中国原産の木。 小さい林檎のような実がなるので、 姫林檎(ひめりんご)と呼ばれています。
本名(和名)はイヌリンゴと言います。
果実は小さいながらも林檎っぽい味がします。
木は大きくならず学校によく植えられています。 盆栽にも利用されます。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

木は大木にはならず、 2~3mの木が多く見られます。 果樹のように剪定されるので、 大きくならないようです。
あまり剪定されず5mぐらいになる街路樹もあります。

  • 1本立ちの樹形
    写真 / MayaN

  • 株立ちの樹形
    写真 / minaei

  • 珍しいヒメリンゴの街路樹
    写真 / minaei

葉はギザギザがあり、 交互につきます。

  • 葉は交互に並ぶ
    写真 / MayaN

春に4㎝ぐらいの白い花が咲きます。

  • 春に咲く白い花
    写真 / minaei

  • うっすらピンクの花びら
    写真 / minaei

  • 花と新葉
    写真 / minaei

実は小さく2㎝程度。 果樹用、 鑑賞用などの品種がたくさんあります。
食べると皮が厚くて酸っぱいですが、 確かに林檎っぽい味がします。

  • 小さいリンゴがぶら下がる
    写真 / MasakoT

  • かわいい実
    写真 / MayaN

  • フジ×ヒメリンゴの品種アルプス乙女
    写真 / minaei

幹・枝

若い樹皮はなめらかで、 太くなってくるとぽろぽろ樹皮が落ちてごつごつしてきます。

  • なめらかな若い樹皮
    写真 / MayaN

  • 時間が経つと樹皮が割れてくる
    写真 / MasakoT

  • 太い部分の樹皮
    写真 / MayaN

人との関わり

観賞用、 果樹、 盆栽の木として利用されます。 お祭りのリンゴ飴もヒメリンゴの仲間(アルプス乙女など)が利用されています。

  • 可愛らしい実なので観賞用として育てられる
    写真 / MasakoT

名前の由来

実が林檎に似て、 小さいことからつきました。

  • 林檎のミニチュア版⁈
    写真 / MasakoT

性格

春に白くて可憐な花が咲き、 秋に小さなリンゴがなります。 姫林檎(ひめりんご)という名前のほうが有名ですが、 正式な和名は「イヌリンゴ」。 アイドルの本名が意外と地味だったときのような驚き。 木は大木にはならず、 小さい実は酸っぱいですが食べられます。

  • 観賞用などで植えられる
    写真 / minaei

体験・遊び

実の味は売っているリンゴと比べたら酸味が強く甘さも負けますが、 かわいさでは勝ってます。
ヒメリンゴとアルプス乙女がかけ合わさってできたアルプス乙女は、 味もよくリンゴ飴にすると更にかわいくなります。

  • アルプス乙女
    写真 / minaei

関わりが深い生き物

花には、 ハナバチやハナアブなどいろいろな虫がやって来て受粉の手伝いをします。
おいしい実を食べに、 メジロ、 ヒヨドリ、 ムクドリなどの野鳥がやって来ます。

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