ベニバスモモ

赤紫色の葉っぱがいい感じ~♪

特徴

赤紫色の葉のスモモで、 西アジア、 コーカサスに自生するミロバランスモモの栽培品種です。 サクランボほどの丸い実が夏に黄色~赤色に熟しますが、 酸っぱいので生では食べられません。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

高さ4~8mになります。 狭円錐形の樹形になりやすい木です。

  • 先端の枝が伸びて円錐形の樹形になる
    写真 / 2023.7.19 千葉県21世紀の森と広場 MayaN

  • 剪定されてまっすぐ上に伸びた枝
    写真 / 2023.6.8 千葉市都市緑化植物園 MayaN

赤紫色の葉っぱです。 長さ4~10㎝でスモモの葉に似ていますがやや広く、 裏は葉脈沿いに毛が多いです。

  • 新芽は鮮やかな赤紫色
    写真 / 2024.4.4 千葉市都市緑化植物園 MayaN

  • 意外にも夏は葉の表側は緑色だった。 葉柄は赤い
    写真 / 2023.6.8 千葉市都市緑化植物園 MayaN

  • 葉の裏側は夏も赤いので下から眺めるから赤く真っ赤に見えた。
    写真 / 2023.7.19 21世紀の森と広場 MayaN

  • 葉の裏は葉脈沿いに毛が多い
    写真 / 2023.6.8 千葉市都市緑化植物園 MayaN

春、 葉が出る少し前に白い花が咲きます。

  • ソメイヨシノに似た5枚の花びら
    写真 / 2024.4.2 千葉県21世紀の森と広場 MayaN

  • 赤紫色の葉が出るとベニバスモモだと確信できる
    写真 / 2024.4.2 千葉県21世紀の森と広場 MayaN

幹・枝

若い枝は赤褐色で老木になると黒っぽい灰色になります。

  • 暗い褐色の幹肌
    写真 / 2024.4.4 千葉市都市緑化植物園 MayaN

  • 若い枝は赤褐色
    写真 / 2023.6.8 千葉市都市緑化植物園 MayaN

冬芽・葉痕

冬芽も枝と同じような濃い赤茶色です。 枝先の芽は葉芽で、 先がとがった円錐形です。 葉痕の維管束痕は3つで、 幼い感じのお顔に見えます。

  • とんがり帽子をかぶった子
    写真 / 2024.1.5 千葉市中央区 MasakoT

  • 葉痕は枝からクイッと飛び出している
    写真 / 2024.1.5 千葉市中央区 MasakoT

  • 短枝では葉痕のお顔が連なる
    写真 / 2024.1.5 千葉市中央区 MasakoT

人との関わり

美しい赤紫色の葉の観賞を目的として庭や公園に植えられます。

  • 庭のアクセントカラーとして赤い葉が好まれる
    写真 / 2023.7.25 千葉県21世紀の森と広場 MayaN

関わりが深い生き物

花にはハナアブ、 ハエ類、 ハナバチなどがやって来て、 受粉の手伝いをします。

見られる場所