幹がクネクネ曲がり全体も少し曲線を描いたような姿になります。これがが日本の美のセンスにあうということで、日本庭園にもよく植えられます。
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サルスベリの特徴
幹がツルツルなのが特徴です。サルも滑るぐらいツルツルなので「さるすべる」→「サルスベリ」となったと言われています。花の少ない真夏に美しい花をさかせるので、とても目立ちます。
以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
小さめの丸っこい葉が2枚ずつ交互に枝につきます。葉柄はほとんどありません。
花
真夏から秋の長い期間、さまざまな色の花をたくさん咲かせます。花のつくりが面白いので近づいてじっくり見てみましょう。
実
黒っぽい丸い実がなります。実が割れると中から羽のついた種がたくさん出てきます。
幹
つるつるした面白い模様の樹皮です。完全につるつるになる前はまだら模様です。
冬芽
水滴型の小さな芽です。細い枝の芽は、枝からクイっと飛び出し、下に向かって筋のような出っ張りがあります。
名前の由来
幹がサルが滑るくらい滑らかなので「サルスベリ」と名前につきました。赤やピンクの美しい花が100日も咲くということで「百日紅」(ヒャクジツコウ)と呼ばれたり漢字で書いたりされます。
関わりが深い生き物
花にはクマバチなど昆虫がやってきて、受粉を手伝います。
梅雨時に人家の庭などで、ギンスジオオマドガというきれいなガが見られることがあります。
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