クリスマスツリーみたいな樹形。葉が柔らかいので全体の姿も優しい感じです。
針葉樹ですが、冬は落葉します。

ヌマスギ
ニョキニョキ上にのびる根が面白い

ヌマスギの特徴
ラクウショウとも呼ばれます。
北アメリカ(東南部)・メキシコがふるさとで、大きな木になります。
湿地や川辺でよく育ち、地面から「気根」と呼ばれる根がにょきにょき出てきます。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
メタセコイアと似ていますが、葉が交互につくので見分けられます。秋には茶色く紅葉して落葉します。
花
春に同じ木に雌花と雄花が咲きます。
雄花はまだ新芽が出るまでに房状の花を咲かせるので目立ちます。雌花は枝先の葉っぱに隠れてひっそり咲きます。
実
サッカーボールのような形の実(球果)が出来ます。熟すと落ちて割れて中から種が出てきます。
幹
樹皮は赤褐色で濡れると黒っぽくなります。縦に裂けて剥がれます。
冬芽
丸っこい可愛らしい冬芽です。
その他の情報
近くに小さな木製の仏像のようなものがあったら、それはきっとヌマスギの気根です。
公園では完全に伐採されていることも多いです。