筑波実験植物園

ラクウショウ(ヌマスギ)

ニョキニョキ上にのびる根が面白い

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特徴

ラクウショウとも呼ばれます。
北アメリカ(東南部)・メキシコがふるさとで、 大きな木になります。
湿地や川辺でよく育ち、 地面から「気根」と呼ばれる根がにょきにょき出てきます。

みんなの投稿

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

クリスマスツリーみたいな樹形ですが、 少し頭が丸い感じです。 葉が柔らかいので全体の姿も優しい感じです。
針葉樹ですが、 冬は落葉します。

  • 秋には紅葉する
    写真 / MasakoT

  • 針葉樹だが優しい感じ
    写真 / MayaN

  • 冬枯れの時期も、 まっすぐな樹形が美しく趣がある
    写真 / MayaN

メタセコイアと似ていますが、 葉が交互につくので見分けられます。 秋には茶色く紅葉して落葉します。

  • 小さな葉は交互につく
    写真 / MasakoT

  • 新葉は色が美しい
    写真 / MayaN

  • ふわっとした優しい感じの葉
    写真 / MayaN

  • 柔らかい葉は、 セミの幼虫にとって登りやすいのかな?
    写真 / MayaN

春に同じ木に雌花と雄花が咲きます。
雄花は、 新芽が出る前に房状の花を咲かせるので目立ちます。 雌花は、 枝先の葉っぱに隠れてひっそり咲きます。

  • 枝先にひっそりと咲く雌花
    写真 / MasakoT

サッカーボールのような形の実(球果)が出来ます。 熟すと落ちて割れて中から種が出てきます。

  • たくさん実がつくのでよく目立つ
    写真 / htanaka

  • サッカーボールのような模様の種
    写真 / MasakoT

  • 落ちた球果は、 松ボックリのように飾っておけるかと思いきや・・
    写真 / MayaN

  • 割れてバラバラになる。 触るとベタベタ。 後悔することになる。
    写真 / MayaN

幹・枝

樹皮は赤褐色で濡れると黒っぽくなります。 縦に裂けて剥がれます。

  • 写真 / MayaN

冬芽・葉痕

丸っこくて、 かわいらしい冬芽です。

  • 丸っこくてかわいらしい冬芽
    写真 / MasakoT

  • 近い仲間のメタセコイアが対生(枝の同じ場所から2枚ずつ葉を出す)のに対し、 ヌマスギは交互に葉を出すのがよくわかる。
    写真 / MasakoT

その他の情報

近くに小さな木製の仏像のようなものがあったら、 それはきっとヌマスギの気根です。
公園では完全に伐採されていることも多いです。

  • 木のそばに不思議な仏像のようなものがあったらそれは気根!
    写真 / Tanaka

  • たくさんの気根が、 にょきにょき出ている場合もあります。
    写真 / MayaN

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