千葉市都市緑化植物園

ブナ

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特徴

雪国の森の主役と言える木です。 縄文の時代から食料や道具や燃料として日本(特に東北)の人々の生活を支えてくれた大切な木でした。 深い森には大木が多くあります。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

深い森には巨木が多くあります。

  • 深い森には大木が多い
    写真 / MayaN

  • 深い森には大木が多い
    写真 / MayaN

  • 夏の姿
    写真 / 大作晃一

  • 秋の黄葉
    写真 / 大作晃一

色んな大きさ、 形があります。
日本海側の方が葉が大きいです。
春の新緑は美しく、 また秋の黄葉は一本一本違う色で山を染めます。

  • 秋の紅葉
    写真 / 大作晃一

  • 葉の縁は、 葉脈の先端のところが凹んでいるのが特徴
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

花は毎年さくことはほとんどありません。

  • 垂れ下がる雄花(おばな)
    写真 / 大作晃一

  • 雄花(おばな)を拡大
    写真 / 大作晃一

  • 雌花(めばな)
    写真 / 大作晃一

とげとげした殻斗(かくと、 ドングリの帽子にあたる部分)が割れると2個の先のとがったドングリが出てきます。 クマが大好物です。 ドングリの量は年によって違い、 5~7年に一回大豊作の年があります。

  • そばの形に似るのでソバ栗といわれる
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

幹・枝

薄いグレーに白い地衣類がくっついてお化粧をしたような感じです。

  • 写真 / MayaN

名前の由来

風が吹くと、 木からブーンという音がすることから「ぶん鳴りの木」からブナの木になったという説があります。

関わりが深い生き物

ブナのドングリは、 クマ、 ネズミ、 ノウサギ、 リスなど沢山の動物たちの大切な食べ物。 ブナ、 ミズナラ、 コナラのドングリが不作の年は、 クマのエサが不足し、 人里に下りてきます。
ブナ林は多種多様な生物を育んでいます 。 生物の宝庫!

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