幹や枝から短い根をたくさん出し、 他の木や岩をはい上がって伸びていきます。 といっても、 大きな木をのっとり、 枯らしてしまうくらい枝葉でおおうことはないようです。
イワガラミ
花びら1枚、 ひかえめなつる植物
特徴
つる性のアジサイかな?と思ってよく見ると、 装飾花の花びらはピラピラと1枚。 木や岩の上をゆっくりとはい上り、 明るいところで暮らします。 葉をもむとキュウリの香りがします。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 見頃 |
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| 花 |
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| 葉 |
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| 実 |
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高さ
つる性の木
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花の性別
雌雄同株
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分布北海道、 本州、 四国、 九州、 鬱陵島(韓国) |
生息地山地の林縁や林間のギャップ、 岩場などのやや明るい場所 |
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分布北海道、 本州、 四国、 九州、 鬱陵島(韓国) |
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生息地山地の林縁や林間のギャップ、 岩場などのやや明るい場所 |
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学名Hydrangea hydrangeoides |
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樹形
葉
先がヒュンととがったハート型をしています。 縁には先のとがったギザギザがあり、 葉の先へいくほどギザギザは大きくなります。 葉をもむと、 キュウリのような香りがします。
花
ガクアジサイと似ていますが、 周りに並ぶ装飾花の花びら(がく片)は1枚だけです。 真ん中に集まっているのが、 ちっちゃな雄しべと雌しべのある両性花です。
実
真ん中に集まっている小さな花がそれぞれ実になります。 熟すと茶色くなり、 ふたがあって下がとがったカップのような実の中に、 細長い種が入っています。
幹・枝
若い枝は赤茶色。 太くなってくると、 樹皮が縦に裂けてはがれ落ち、 灰色になります。 幹や枝からは小さな根をたくさん出して他の木や岩にくっつき、 伸びていきます。
冬芽・葉痕
短い毛のある三角帽子のような芽です。 芽鱗は赤っぽいものや薄茶色のものがあります。 葉痕の維管束痕は3つで、 お顔に見えます。
人との関わり
生長の遅いツル植物なので、 庭木として静かな人気があります。 新芽を食用にされ、 道路緑化や防音壁にも使われます。
名前の由来
岩などにからみつく様子からイワガラミとなったようです。
性格
つる植物は「私が私が!」とぐいぐい前に出るタイプで、 つる植物に覆われた木は迷惑します。 でもイワガラミは違って、 つるなのに謙虚で生長が遅いです。 よく似ているツルアジサイも謙虚仲間です。 このつるたちに限っては木を覆うことはなく、 幹の下の方でゆっくり暮らしています。
体験・遊び
イワガラミの葉をちぎって嗅ぐとキュウリの匂いがします。 若葉は食べることができ、 そのまま天ぷらや、 ゆでてさらして和え物で食べます。 ツタウルシがあるところに一緒にはえていたりするので、 ツタウルシと間違えてかぶれないように気をつけましょう。
関わりが深い生き物
花にはいろいろな虫がやって来て、 受粉の手伝いをします。
オオナミシャク、 キガシラオオナミシャク、 ウスモントビナミシャク、 マルモンシロナミシャクなどのガの幼虫が葉を食べます。
この木に会える場所
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