コアシダカグモ

あしが長い大きなクモ

  • あしが長く、 黒く縁どられた黄色い斑がある。
    写真 / 2024.5.24 千葉市若葉区 MasakoT

  • 腹部に白っぽい三角形の紋がある。
    写真 / 2024.5.24 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

アシダカグモの仲間。 平地~山地に生息し、 主に野外で見られます。 昼間は壁や樹皮下などに潜み、 夜になると隠れ場所から出てきて、 近くに来る昆虫を待ち伏せして捕えます。
 
大きさ : 体長メス18~25mm オス15~20mm
食べ物 : 昆虫(カマドウマ、 コオロギ、 ガなど)
見られる時期 : ほぼ一年中
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

アシダカグモに似ています。
アシダカグモは主に屋内で見られ、 やや大きいです。 メスは卵のうを持ち歩きます。
コアシダカグモは主に野外で見られ、 やや小さいです。 腹部前方と末端にやや大きめの白っぽい斑が目立ち、 各腿節の黒く縁どられた黄色い斑が目立ちます。 メスは卵のうを壁などに付着させ持ち歩きません。

  • アシダカグモ(左)とコアシダカグモ(右)
    写真 / MasakoT