チリイソウロウグモ

エサを盗み有難くございそうろう

  • クサグモの網に居候。 網にかかったエサを盗む。
    写真 / 2023.8.5 千葉県市川市 MasakoT

  • あしを伸ばし、 じっとしている。
    写真 / 2024.8.28 千葉県市川市 MasakoT

  • 卵のうを守るメス。
    写真 / 2023.7.26 千葉県市川市 MasakoT

  • 第1脚が長い。
    写真 / 2023.7.26 千葉県市川市 MasakoT

  • 黒っぽい個体。 色や模様は変異がある。
    写真 / 2023.10.24 千葉市若葉区 MasakoT

  • オス。 触肢がふくらむ。
    写真 / 2018.7.10 千葉市美浜区 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2019.6.21 千葉市若葉区 MasakoT

  • 赤褐色の卵のう(卵が入った袋)。 直径3~4mm。
    写真 / 2024.8.28 千葉県市川市 MasakoT

  • 卵のう。 下の部分に円筒形の突出があり、 ここから子グモが出てくる。
    写真 / 2024.1.29 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

ヒメグモ科イソウロウグモの仲間。 都市部~山地に生息しています。 腹部は黒や銀色が混じった複雑な模様をしていますが、 変異が見られます。 宿主は、 屋久島より南ではスズミグモ、 それより北ではクサグモの網に居候する割合が大きいことが知られています。 。
 
大きさ : 体長メス7~10mm オス5~9mm
食べ物 : 宿主の網にかかった昆虫など
見られる時期 : 夏
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

イソウロウグモとは

イソウロウグモは自分で網を張らず、 他のクモの網に居候し、 宿主の獲物を盗んで生活するクモです。 日本には10種が生息。 チリイソウロウグモは、 宿主のクサグモなどが脱皮中に宿主を襲うことがあります。