イソウロウグモは自分で網を張らず、 他のクモの網に居候し、 宿主の獲物を盗んで生活するクモです。 日本には10種が生息。 チリイソウロウグモは、 宿主のクサグモなどが脱皮中に宿主を襲うことがあります。

チリイソウロウグモ
エサを盗み有難くございそうろう
特徴
ヒメグモ科イソウロウグモの仲間。 都市部~山地に生息しています。 腹部は黒や銀色が混じった複雑な模様をしていますが、 変異が見られます。 宿主は、 屋久島より南ではスズミグモ、 それより北ではクサグモの網に居候する割合が大きいことが知られています。 。
大きさ : 体長メス7~10mm オス5~9mm
食べ物 : 宿主の網にかかった昆虫など
見られる時期 : 夏
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。