
ソテツホラゴケ
伸びた胞子のう床が目印!ソテツのようなシダ
特徴
南国に分布する渓流に適応したシダ。 葉は暗い緑色でみずみずしく、 全体だんだん細くなる形をしています。 羽片の先に、 コップ状の包膜から長く伸びた胞子のう床をつけるところはハイホラゴケ類っぽさがありますが、 根茎は横にはわず直立します。 名前はその姿が裸子植物のソテツに例えられたことに由来します。
葉の長さ : 10~30cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 山地の渓流沿いの岩場
分布 : 琉球(沖縄島・石垣島・西表島)、 台湾、 海南島、 東南アジア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。