サワガニ

沢に住むカラフルなカニ

きれいな淡水で過ごす。
写真 / 2021.7.20 千葉県成田市 MasakoT
オス。右のハサミが大きい(左の方が大きいものもいる)。
写真 / 2024.10.27 千葉県船橋市 MasakoT
青白い個体。毛はなく、なめらかな体。
写真 / 2024.10.27 千葉県船橋市 MasakoT
茶褐色の個体。
写真 / 2021.7.20 千葉県成田市 MasakoT
落ち葉の下で冬眠中。
写真 / 2017.2.28 千葉市若葉区 MasakoT
大きな卵を抱えているメス。卵から出てきた小さなカニは、母ガニのお腹で、しばらくの間、守られて過ごす。
写真 / 2013.9.24 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

一生を淡水で過ごす日本固有のカニ。甲羅はなめらかで、体の色は青白い色、赤色、茶褐色、紫黒色などさまざま。夜行性で、昼間は石の下などに潜んでいます。沢などにすみ、綺麗な水の指標生物になっています。
　
大きさ : 甲幅20～30mm
食べ物 : 雑食性(藻類、昆虫、カタツムリ、ミミズ、落ち葉など)
見られる時期 : 春～秋
分布 : 本州、四国、九州(青森～トカラ列島)

※正確な種(しゅ)の判定は、形態を細部まで見る必要があります。

食用になるカニ

丸ごと唐揚げや佃煮にして食用にされます。寄生虫(肺吸虫)がいることがありますので、必ずよく火を通してください。