オオミスミソウ

別名の雪割草としても有名

  • 写真 / 越の里山倶楽部

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特徴

新潟県の「県の草花」は雪割草です。 その雪割草の品種の1つであるオオミスミソウは、 新潟県を中心とする日本海側が自生地です。
オオミスミソウは環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種)です。
  
タイプ : キンポウゲ科の多年草
大きさ : 高さ10-15cm 花直径1-1.5cm
花の時期 : 3-4月
生育場所 : 落葉広葉樹の下
分布 : 新潟県全域を中心とした日本海側

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

雪割草とは

「雪割草」はミスミソウ属をまとめて園芸的に使っている言葉です。 オオミスミソウはその中の一つ。 特に日本海側に自生するオオミスミソウは変異の幅が広いと言われ、 その形と色は驚くほど多彩です。

葉っぱが名前の由来&見分ける鍵に

花の色や形は変異が多く、 本当に同じ草なの?と思うほど。
迷った時は葉っぱの形を確認してみましょう。
葉っぱの形はユニークで、 名前の由来にもなっています。

  • 葉が三角形になっていることにちなんで三角(=ミスミ)と名前についた
    写真 / 2023.4.3 新潟県長岡市角田山 MayaN

見られる散歩道

執筆協力 : 越の里山倶楽部