1960年代までは日本で繁殖していましたが、 営巣木の減少や農薬による餌の減少などにより個体数を減らし、 野生では絶滅しました。 現在日本で繁殖している個体は、 ロシアから連れてきた個体で、 野生のものはロシアから渡ってくる極少数の個体だけです。 現在懸命な保護の結果、 日本全国で見ることができます。
コウノトリ
日本の空に帰ってきた里山の鳥
特徴
成鳥のくちばしと風切羽は黒く、 足は赤色でそれ以外の体色は白色です。 よく見るアオサギやダイサギより一回り大きく、 太く長いくちばしにより遠くからでも容易に識別できます。 また、 サギ類と違い首を折りたたまずに飛びます。
食べ物は主に魚類や両生類などの動物質です。
食べ物 : 魚、 爬虫類、 両生類など
見られる時期 : 一年中
見られる場所 : 水田や干潟、 湖沼など
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
