コウノトリ

日本の空に帰ってきた里山の鳥

  • 太いくちばしと黒色の風切り羽は、 遠くからでもよく目立つ
    写真 / 2025.7.26 新潟県上越市 TomokiN

特徴

成鳥のくちばしと風切羽は黒く、 足は赤色でそれ以外の体色は白色です。 よく見るアオサギやダイサギより一回り大きく、 太く長いくちばしにより遠くからでも容易に識別できます。 また、 サギ類と違い首を折りたたまずに飛びます。
食べ物は主に魚類や両生類などの動物質です。
    
食べ物 : 魚、 爬虫類、 両生類など
見られる時期 : 一年中
見られる場所 : 水田や干潟、 湖沼など

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

一度は日本で絶滅した

1960年代までは日本で繁殖していましたが、 営巣木の減少や農薬による餌の減少などにより個体数を減らし、 野生では絶滅しました。 現在日本で繁殖している個体は、 ロシアから連れてきた個体で、 野生のものはロシアから渡ってくる極少数の個体だけです。 現在懸命な保護の結果、 日本全国で見ることができます。

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