ヒメドクサ
北海道のひょろひょろトクサ
特徴
日本では北海道にのみ分布するシダ。 トクサに近縁で、 地上茎先に胞子のう穂をつけるところは同じですが、 茎がそれよりはるかに細くてひょろひょろしています。 より似ているチシマヒメドクサとは、 茎がより細めなことや、 葉鞘の葉片が5個以下であること、 茎の横断面中心が詰まっていることなどで区別できます。
大きさ : 地上茎の長さ10~20cm、 茎幅1mm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 川沿いの湿地や林内
分布 : 北海道、 朝鮮、 中国、 ロシア、 欧州、 北米
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
