モンシデムシは、 ネズミなどの死骸を見つけると、 はねをむしり取り、 ボール状に丸めて土の中に埋めます。 そして、 口や肛門から出した分泌物をボール状の死骸に塗りつけ、 腐敗を遅らせます。 メスは死骸に卵を産み、 オスとメスは、 ふ化した幼虫を育てます。 親は死骸をかみ砕いて口移しで幼虫にエサを与えたり、 外敵から幼虫やエサを守ります。
ヨツボシモンシデムシ
子育てをする掃除屋さん
特徴
シデムシ科モンシデムシの仲間。 黒い体に4つのオレンジ色の紋があり、 その紋の中に黒点があります。 動物の死骸に集まります。
大きさ : 体長13~21mm
食べ物 : 動物の死骸など
成虫が見られる時期 : 3~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
