千葉市都市緑化植物園

キョウチクトウアブラムシ

お尻フリフリ黄色いアブラムシ

  • キョウチクトウにアブラムシがびっしりついている。 怒るとお尻をフリフリするが、 何のため?
    写真 / MasakoT

  • お尻にある角状管(かくじょうかん)や尾片(びへん)は黒色。
    写真 / MasakoT

  • はねがある有翅型(ゆうしがた)がいる。
    写真 / MasakoT

  • ガガイモの茎にいる集団。
    写真 / MasakoT

特徴

キョウチクトウやガガイモで見られる黄色いアブラムシで、 植物の毒を体にためています。 角状管はアブラムシに見られる器官で、 敵におそわれると、 この管の先からフェロモンを出して、 仲間に危険を知らせると言われています。
  
大きさ : 体長2mm前後
食べ物 : 幼虫、 成虫ともにキョウチクトウ、 ガガイモ、 フウセントウワタ、 コバノカモメヅルなどの汁
成虫が見られる時期 : 3~11月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

トピック 天敵

毒をもつキョウチクトウアブラムシを食べる虫たちがいます。 テントウムシ、 ヒラタアブ、 クサカゲロウなどです。 なかでも、 ダンダラテントウは、 幼虫、 成虫ともにキョウチクトウアブラムシをよく食べます。 キョウチクトウアブラムシの天敵を食べる虫も集まり、 複雑な関係が!観察してみてください。

  • ダンダラテントウ
    写真 / MasakoT

  • キョウチクトウアブラムシを食べるダンダラテントウの幼虫
    写真 / MasakoT

  • クサカゲロウの卵
    写真 / MasakoT

見られる木

見られる散歩道

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