花に顔を近づけてにおいをかいでみてください(花をとらないでください)。
新鮮な花がよく香ります。
昆虫になったつもりで花の中をのぞいてみてください。
ニオイタチツボスミレ
香りのあるタチツボスミレ
特徴
タチツボスミレによく似ていますが、紫色が濃くて中心部の白色がくっきりしています。
花によい香りがあるのも、タチツボスミレとのちがいです。
茎があることや托葉がくし形なのはタチツボスミレと同じですが、花や葉の柄に毛が多い点が異なります。
タチツボスミレより数が少ないので、見つけたらラッキーですね。
タイプ:スミレ科の多年草
大きさ:高さ 10-30cm、花弁12~15mm
花の時期:4-5月
生育場所:山地の林内
分布:北海道(西南部)から九州 丘陵地、山地
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
体験・遊び
執筆協力 : 田中ひとみ