ニオイタチツボスミレ

香りのあるタチツボスミレ

  • 花の中心部が白く目立つのは昆虫をひきつけるため。
    花はよい香りがする。
    写真 / 2020.4.16 茨城県つくば市 htanaka

  • 花は濃い紫色
    写真 / 2022.4.6 千葉県加曽利貝塚 MasakoT

  • タチツボスミレと同じく茎のあるスミレ
    写真 / 2019.4.22 茨城県雨引山 htanaka

  • 写真 / 2022.4.2 茨城県つくば市 htanaka

  • 写真 / 2022.4.7 茨城県筑波実験植物園 htanaka

  • 葉の托葉はタチツボスミレとおなじく櫛形
    写真 / 2022.4.2 茨城県つくば市 htanaka

特徴

タチツボスミレによく似ていますが、 紫色が濃くて中心部の白色がくっきりしています。
花によい香りがあるのも、 タチツボスミレとのちがいです。
茎があることや托葉がくし形なのはタチツボスミレと同じですが、 花や葉の柄に毛が多い点が異なります。
タチツボスミレより数が少ないので、 見つけたらラッキーですね。
  
タイプ : スミレ科の多年草
大きさ : 高さ 10-30cm、 花弁12~15mm
花の時期 : 4-5月
生育場所 : 山地の林内
分布 : 北海道(西南部)から九州 丘陵地、 山地

 

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

花に顔を近づけてにおいをかいでみてください(花をとらないでください)。
新鮮な花がよく香ります。
昆虫になったつもりで花の中をのぞいてみてください。

執筆協力 : 田中ひとみ