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スギナ

胞子(ほうし)飛ばす(とばす)(くき)はおなじみの…

  • 草地(くさち)多い(おおい)
    早春(そうしゅん)にツクシが出る(でる)
    写真(しゃしん) / 2023.3 東京(とうきょう)() S.Ikeda

特徴(とくちょう)

道ばた(みちばた)身近(みぢか)なシダ植物(しょくぶつ)早春(そうしゅん)ツクシ呼ば(よば)れるベージュ(しょく)(くき)出し(だし)、 てっぺんの胞子(ほうし)のう()から胞子(ほうし)飛ばし(とばし)ます。 その後(そのご)、 この(くき)枯れ(かれ)たくらいから、 小さな(ちいさな)スギの()のように枝分かれ(えだわかれ)した、 光合成(こうごうせい)をする緑色(りょくしょく)(くき)をたくさん出し(だし)ます。 繁殖(はんしょく)(りょく)強く(つよく)(いち)(めん)覆っ(おおっ)ていることもよくあります。
 
大き(おおき)さ : 地上(ちじょう)(くき)(たか)さ5~40cm、 (くき)(はば)2~4mm
観察(かんさつ)時期(じき) : (はる)~(あき)(なつ)(みどり)(せい))、 ツクシは早春(そうしゅん)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 開け(あけ)草地(くさち)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)屋久島(やくしま)種子島(たねがしま)朝鮮(ちょうせん)中国(ちゅうごく)、 モンゴル、 (みなみ)アジア、 ロシア、 ヨーロッパ、 北米(ほくべい)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

ツクシとスギナ、 じつは同じ(おなじ)植物(しょくぶつ)

(はる)になると道ばた(みちばた)土手(どて)見かける(みかける)「ツクシ」と、 あとから生え(はえ)てくる(みどり)の「スギナ」。 別種(べっしゅ)植物(しょくぶつ)だと思わ(おもわ)れがちですが、 この2つは同じ(おなじ)植物(しょくぶつ)別々(べつべつ)のパーツです。 まずは、 それぞれの役割(やくわり)違い(ちがい)から()てみましょう。
 
食用(しょくよう)になる、 いわゆる「ツクシ」は、 胞子(ほうし)飛ばす(とばす)ことに(とく)()した胞子(ほうし)(くき)です。 そのため、 胞子(ほうし)飛ばす(とばす)とすぐに枯れ(かれ)てしまいます。 一方(いっぽう)、 あとから伸び(のび)てくる緑色(りょくしょく)(くき)栄養(えいよう)(くき)呼ば(よば)れ、 (あき)まで長く(ながく)残り(のこり)(おも)光合成(こうごうせい)行い(おこない)ます。 これらは地下茎(ちかけい)でつながっているため同じ(おなじ)種類(しゅるい)です。 この植物(しょくぶつ)全体(ぜんたい)に「スギナ」という正式(せいしき)名前(なまえ)標準(ひょうじゅん)和名(わめい))がついているので、 ツクシはスギナの一部分(いちぶぶん)ということになります。
 
なお、 ツクシは(はる)訪れ(おとずれ)知らせる(しらせる)存在(そんざい)で、 食べ(たべ)られることもあって親しま(したしま)れています。 しかし栄養(えいよう)(くき)は、 (にわ)などでよく群生(ぐんせい)し、 抜い(ぬい)ても抜い(ぬい)ても生え(はえ)てくるため、 雑草(ざっそう)としてひどく嫌わ(きらわ)れることが少なく(すくなく)ありません。 同じ(おなじ)種類(しゅるい)植物(しょくぶつ)なのに、 (くき)のタイプによって(ひと)好み(このみ)分かれ(わかれ)やすいところで、 スギナはなかなか面白い(おもしろい)植物(しょくぶつ)だといえそうです。

  • 平面(へいめん)写真(しゃしん)
    いわゆるツクシが胞子(ほうし)飛ばす(とばす)胞子(ほうし)(くき)
    緑色(りょくしょく)光合成(こうごうせい)をする栄養(えいよう)(くき)
    地下(ちか)通る(とおる)のは地下茎(ちかけい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda