ヒカゲヘゴ

琉球の象徴!木生シダ

  • 熱帯域に生える。
    いるだけで太古の森を感じさせる。
    写真 / 2021.9.18 鹿児島県奄美大島 S.Ikeda

  • ヤシのように育つ。
    葉は長さ4mになることも。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 2m近くの巨大な葉。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 小さな株の20cmほどの葉。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 胞子のう群は中心の脈寄りにつく。
    包膜がない。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    うすい茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 葉柄。
    トゲは発達しない。
    近縁種のヘゴは発達する。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 幹には葉の落ちた跡がたくさんある。
    八を逆さまにしたような葉痕がある。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 幹の基部には不定根が密につく。
    シダのマツバラン(矢印)が着生。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 新芽。
    ぐるぐる巻きで食用。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 林道沿いにはこれから大きくなるヒカゲヘゴの”たまご”がたくさんある。
    写真 / 2022.6.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 1枚の幼い葉。
    これだけで質感から本種とわかる。
    写真 / S.Ikeda

特徴

琉球を象徴するシダで、 ヤシの木のように高く育ちます。 しかし、 幹が年輪をつくる成長(肥大成長)をしないことから、 実際のところは樹木ではなく「木生シダ」として分けられています。 新芽は山菜としても知られています。
 
高さ : 7mになる
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山
分布 : 日本(琉球(奄美大島以南のほか屋久島などに野生化?), 台湾, 中国南部, フィリピン

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​