セミヤドリガ

セミにとりつく、 白いフワフワモコモコ

  • 小さな成虫。 黒っぽいはねに青い点々がある。
    写真 / 2014.8.31 千葉県市川市 MasakoT

  • 白いフワフワの繭から羽化した成虫。
    写真 / 2024.8.19 千葉県習志野市 MasakoT

  • ヒグラシに寄生している白いフワフワの幼虫(3頭)。
    数頭の幼虫が寄生することがあるが、 セミは死ぬことはない。
    写真 / 2019.8.22 千葉県船橋市 MasakoT

  • 終齢幼虫をひっくり返してみた。
    写真 / 2020.8.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • 糸を吐きながらセミからはなれ、 葉の上などで蛹になる。
    写真 / 2019.8.22 千葉県船橋市 MasakoT

  • 繭。
    写真 / 2020.8.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • 繭から蛹の殻が半分ほど出ている。
    写真 / 2021.1.10 千葉県習志野市 MasakoT

  • 羽化殻(蛹の殻)。
    写真 / 2024.8.19 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

セミに寄生するガ。 幼虫はセミのお腹に取りつき、 セミの体液を吸って育ちます。 終齢幼虫になると、 綿のような純白のロウ物質をまといます。 ヒグラシに寄生することが多いですが、 他のセミにも寄生します。
 
大きさ : 開張16~18mm
食べ物 : 幼虫はセミの体液
成虫が見られる時期 : 8~10月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​