マイコアカネ

京の舞妓に見立てたアカトンボ

  • オスは成熟すると顔が青白くなる。
    写真 / 2020.9.16 茨城県つくば市 MasakoT

  • オスは成熟すると腹部が赤くなる。 縄張りをもち、 水辺の植物にとまってメスを待つ。
    写真 / 2020.9.16 茨城県つくば市 MasakoT

  • 若いオスは赤くない。 未熟なときは、 水辺から少し離れた林で過ごす。
    写真 / 2019.7.30 千葉県成田市 MasakoT

  • メス。 胸の横の模様は複雑で、 黒い線が数本入る。 メスは成熟しても淡い褐色だが、 まれに赤くなる。
    写真 / 2019.8.5 千葉県成田市 MasakoT

  • メスも少し顔が青くなるものがいる。
    写真 / 2018.9.6 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

小さなアカトンボ。 オスの青白い顔を、 京の舞妓の化粧に見立てて名づけられました。 水生植物が豊富な池沼、 湿地、 田んぼなどで見られますが、 減少しています。 卵で越冬。
 
大きさ : 体長29~40mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 6~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​