ナチシダ

(まい)分かれる(わかれる)でっかい()

  • 明るい(あかるい)(はやし)(えん)多い(おおい)
    こんな分かれ(わかれ)(かた)をするシダはほかにない。
    2021.9.6 / 静岡(しずおか)(けん)河津(かわづ)(まち) / 撮影(さつえい) S.Ikeda

  • (とり)(あし)とも例え(たとえ)られる(かたち)分かれる(わかれる)
    2022.10.4 / 千葉(ちば)(けん)鴨川(かもがわ)() / 撮影(さつえい) S.Ikeda

  • ()(ひょう)拡大(かくだい)
    2022.10.4 / 千葉(ちば)(けん)鴨川(かもがわ)() / 撮影(さつえい) S.Ikeda

  • ()(うら)胞子(ほうし)のう(ぐん)はフチに長く(ながく)つける。
    つけない部分(ぶぶん)鋸歯(きょし)がある。
    2022.10.4 / 千葉(ちば)(けん)鴨川(かもがわ)() / 撮影(さつえい) S.Ikeda

  • 熟し(じゅくし)胞子(ほうし)のう(ぐん)
    2022.10.4 / 千葉(ちば)(けん)鴨川(かもがわ)() / 撮影(さつえい) S.Ikeda

  • (ぶん)(えだ)している部分(ぶぶん)拡大(かくだい)
    2022.10.4 / 千葉(ちば)(けん)鴨川(かもがわ)() / 撮影(さつえい) S.Ikeda

ナチシダの特徴(とくちょう)

(みなみ)日本(にっぽん)多い(おおい)大きな(おおきな)シダです。5(まい)分かれる(わかれる)()変わっ(かわっ)ていて、()仲間(なかま)日本(にっぽん)にいません。名前(なまえ)和歌山(わかやま)(けん)那智山(なちさん)からきています。(SI)
 
学名(がくめい):Pteris wallichiana
分類(ぶんるい):イノモトソウ()イノモトソウ(ぞく)
大き(おおき)さ:1mを超える(こえる)ことも
観察(かんさつ)時期(じき)一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)(せい))
生育(せいいく)場所(ばしょ)林内(りんない)(はやし)(ゆかり)にふつう
分布(ぶんぷ)関東(かんとう)南部(なんぶ)琉球(りゅうきゅう)(特に(とくに)(みなみ)日本(にっぽん))

正確(せいかく)(たね)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

トピック

近ごろ(ちかごろ)ニホンジカの増加(ぞうか)による食害(しょくがい)によって多く(おおく)種類(しゅるい)のシダが(かず)減らし(へらし)絶滅(ぜつめつ)寸前(すんぜん)まで追い込ま(おいこま)れるものもでてきました。ところが、ナチシダなど一部(いちぶ)のシダはニホンジカが好ま(このま)ないので(ぎゃく)(かず)増え(ふえ)、あちこちで見る(みる)ようになりました。