シダレハナビタケというよく似たきのこがあり、 時に識別が難しいことがあります。
サガリハリタケの針がまっすぐ垂れ下がるのに対して、 シダレハナビタケの針は一旦上向きに伸びてから垂れ下がり、 基部で枝分かれします。
サガリハリタケ
鍾乳石のように垂れ下がる
特徴
広葉樹の材に広がって白く腐らせるきのこで、 傘をつくらず平らに広がるコウヤクタケの仲間です。
表面に無数の針のような突起を持ち、 はじめツンツンと逆立つが、 生長すると鍾乳石のように下向きに垂れ下がります。
胞子は針の表面につくられます。
大きさ : 針の長さ1cmほど
見られる時期 : 秋
見られる場所 : ナラ類やカエデなどの広葉樹の材。 ひっくり返すとびっしり生えていることも
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
似た仲間との見分け方
きのこの注意点
食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。