トネアザミ

タイアザミとも呼ば(よば)れる大型(おおがた)のアザミ

  • (あたま)(はな)横向き(よこむき)につくことが多い(おおい)(はな)(いろ)淡紅(あわべに)紫色(むらさきいろ)紫色(むらさきいろ)
    写真(しゃしん) / 2016.10.12 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • ()(はね)(じょう)(ふか)裂し、 とげが目立つ(めだつ)()基部(きぶ)(くき)抱か(いだか)ない。
    写真(しゃしん) / 2017.9.30 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (くき)直立(ちょくりつ)し、 上部(じょうぶ)(ぶん)(えだ)する。 ()生葉(いくは)花時(はなどき)にはない。
    写真(しゃしん) / 2022.9.4 筑波山(つくばさん) htanaka

  • (そう)(つと)(へん)長く(ながく)反り返り(そりかえり)(さき)はとげとなり、 くも()のあるものが多い(おおい)写真(しゃしん)濃い(こい)ピンク色(ぴんくいろ)個体(こたい)花粉(かふん)()ている。
    写真(しゃしん) / 2020.11.11 筑波山(つくばさん) htanaka

  • 多く(おおく)のチョウやハチが吸蜜に訪れ(おとずれ)花粉(かふん)運ぶ(はこぶ)写真(しゃしん)はアサギマダラ。
    写真(しゃしん) / 2022.9.4 筑波山(つくばさん) htanaka

特徴(とくちょう)

ナンブアザミの変種(へんしゅ)で、 関東(かんとう)地方(ちほう)でよく()られる()高い(たかい)アザミです。 横向き(よこむき)咲く(さく)ことが多い(おおい)のですが、 上向き(うわむき)場合(ばあい)もあります。
  
タイプ : キク()アザミ(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ 1-2m、 (あたま)(はな)(はば)2-3.5cm
(はな)時期(じき) : 9-11(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 山野(やまの)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)関東(かんとう)地方(ちほう)中部(ちゅうぶ)地方(ちほう)南部(なんぶ)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

トピック

図鑑(ずかん)などに載っ(のっ)ている(たね)(めい)標準(ひょうじゅん)和名(わめい)言い(いい)ます)はトネアザミとされていますが、 今後(こんご)はタイアザミを使う(つかう)(ほう)主流(しゅりゅう)になっていくようです。 研究(けんきゅう)進展(しんてん)によって名前(なまえ)変わっ(かわっ)たり、 同じ(おなじ)とされていたものが分かれ(わかれ)たりすることがあります。

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ