津久井湖城山公園

トネアザミ

タイアザミとも呼ばれる大型のアザミ

  • 頭花は横向きにつくことが多い。 花の色は淡紅紫色~紫色。
    写真 / SogaToshio

  • 葉は羽状に深裂し、 とげが目立つ。 葉の基部は茎を抱かない。
    写真 / SogaToshio

  • 茎は直立し、 上部で分枝する。 根生葉は花時にはない。
    写真 / htanaka

  • 総苞片は長くて反り返り、 先はとげとなり、 くも毛のあるものが多い。 写真は濃いピンク色の個体。 花粉が出ている。
    写真 / htanaka

  • 多くのチョウやハチが吸蜜に訪れて花粉を運ぶ。 写真はアサギマダラ。
    写真 / htanaka

特徴

ナンブアザミの変種で、 関東地方でよく見られる背の高いアザミです。 横向きに咲くことが多いのですが、 上向きの場合もあります。
  
タイプ : キク科アザミ属の多年草
大きさ : 高さ 1-2m、 頭花の幅2-3.5cm
花の時期 : 9-11月
生育場所 : 山野
分布 : 本州(関東地方、 中部地方南部)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

トピック

図鑑などに載っている種名(標準和名と言います)はトネアザミとされていますが、 今後はタイアザミを使う方が主流になっていくようです。 研究の進展によって名前が変わったり、 同じとされていたものが分かれたりすることがあります。

執筆協力 : 田中ひとみ

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