ヒイロハリタケ

鮮やかなオレンジ色と針が特徴!スキマのきのこ

  • 倒木をひっくり返すと見つかりました。
    写真 / 2022.10.2 千葉県千葉市若葉区 中島淳志

  • 「根状菌糸束」とよばれる菌糸の束を四方八方に伸ばすのも特徴です。
    写真 / 2022.10.2 千葉県千葉市若葉区 中島淳志

  • 表面は針のようになっていますが、 はじめはごく短いです。
    写真 / 2022.8.11 山梨県大月市 中島淳志

  • 生長するにつれて針はどんどん長くなっていきます。
    写真 / 2022.7.2 神奈川県横浜市緑区 中島淳志

特徴

広葉樹の倒木や落枝の下面によく発生します。 材をひっくり返すとよく見つかり、 珍しくはないですが人目につかないことが多いです。 広がるにつれて目に見える場所に現れると、 鮮やかなオレンジ色ですぐに気がつきます。

大きさ : 針の長さ最大1cmほど
見られる時期 : 秋
見られる場所 : 広葉樹の材。

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

同じような場所に生える黄色~オレンジ色のコウヤクタケの仲間はいくつもありますが、 ヒイロハリタケのように表面が針状になるものは日本にはないので、 見分けるのは簡単です。

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。