マユタテアカネと似ていますが、ヒメアカネの方が小さいです。
マユタテアカネは、顔に眉状斑(ブタの鼻のような黒い紋)があります。オスの尾の先は強く反り返ります。メスの産卵弁はやや長めです。
ヒメアカネは、オスの顔に眉状斑がなく白っぽく、メスの顔は小さな眉状斑が出るのがいます。オスの尾の先は反り返りません。メスの産卵弁はマユタテアカネより長いです。
ヒメアカネ
小さくて可愛いアカトンボ
特徴
日本のアカトンボの中では最小。平地から山地の林に囲まれた水生植物が生える湿地で見られますが、減少しています。羽化は他のアカトンボより遅く、梅雨明け頃になり、成虫は初冬まで見られます。
大きさ:体長28~37mm
食べ物:幼虫はミジンコ、ボウフラ、水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期:6~12月(10~11月に多い)
分布:北海道、本州、四国、九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。