ネキトンボ

早くから赤くなるガッシリしたアカトンボ

  • オスは成熟すると全身まっ赤。
    胸の側面には黒くて太い線がある。
    写真 / 2022.10.4 高知県香南市 MasakoT

  • オスは草にとまり縄張りをもつ。
    写真 / 2018.10.19 高知県香南市 MasakoT

  • オス。 はねの基部がオレンジ色。
    写真 / 2018.10.19 高知県香南市 MasakoT

  • メス。 はねの基部がオレンジ色。
    腹部背面が赤くなるが、 赤くならないのもいる。
    写真 / 2018.7.19 滋賀県米原市 MasakoT

  • オスとメスが連結し、 飛び回りながら打水産卵(メスが水面に腹部の先をチョンチョンとつけて産卵)。
    写真 / 2022.10.4 高知県香南市 MasakoT

特徴

平地~山地の樹林に囲まれた池や沼で見られるアカトンボ。 アカネ属の中では最も早く出現し、 初夏に産卵するものがいます。 一方で9月に羽化するものも見られ、 一部は年2回出現すると考えられています。
 
大きさ : 体長39~46mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 5~11月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ショウジョウトンボに似ています。
ネキトンボは胸の側面に黒い線があります。 あしは黒色。
ショウジョウトンボは胸に黒い線がありません。 あしはオレンジ色~赤。