アカイラガ

幼虫は美しいが毒がある!危険!

  • 茶褐色のはねに白い線が入る。
    写真 / 2020.6.8 千葉市若葉区 MasakoT

  • 独特のポーズでとまる。
    写真 / 2018.5.22 千葉市若葉区 MasakoT

  • 背中に、 ふんわりした毛がある。
    写真 / 2015.8.16 東京都八王子市 MasakoT

  • 幼虫は透明感のある緑色。
    3対の大きな突起の先が赤い。
    写真 / 2014.7.22 千葉市若葉区 MasakoT

  • 幼虫には触らないで!
    写真 / 2019.9.20 千葉県流山市 MasakoT

特徴

茶褐色で小さいイラガの仲間。 夜行性で、 昼間は葉の上などでじっとしています。 幼虫は淡い緑色で、 多数の突起を持ちます。 そのうち3対の突起が大きく、 先端が赤いです。 雑木林の他、 庭木や公園などでも見られます。
 
大きさ : 開張20~27mm
食べ物 : 幼虫は様々な広葉樹の葉
成虫が見られる時期 : 6~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

幼虫は体の表面に毒のある毛をもちます。 「イラムシ」「デンキムシ」と呼ばれ、 幼虫に刺された瞬間、 電気が走ったような痛みがあります。 皮膚炎、 腫れ、 痛みを生じますので、 絶対に触らないようにしてください。 刺された場合は、 粘着テープで毛を取り除き、 流水で洗い流してください。 症状が長引くことは少ないです。