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ナガバノイタチシダ

葉は長くて軸はツルツル

  • 林縁に多い。
    写真 / 2025.3 高知県 S.Ikeda

  • 長い葉形が目印。
    表面はカサカサとツルツルが混じったような質感。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 葉先。
    ややなだらかに細くなることが多い。
    よく似たクロミノイタチシダは急に細くなる。
    写真 / 2025.3 高知県 S.Ikeda

  • 羽片。
    厚紙っぽく、 小羽片は5対以上独立する。
    イヌタマシダは1~2対程度独立。

    写真 / 2025.3 高知県 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    一番長くなるが、 突出的に大きくはない。
    写真 / 2025.3 高知県 S.Ikeda

  • 葉軸に接する下向き小羽片が長い。
    同属のオオイタチシダなどと同じ特徴だが、 後述の袋状鱗片がない点で、 このようなイタチシダ類とは分類がやや離れている。
    写真 / 2025.3 高知県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群はやや脈寄りにつく。
    包膜はC形。
    葉軸に鱗片はほとんどなくてツルツル。 あっても鱗片基部は袋状にならず、 袋状鱗片が多数つくオオイタチシダとは異なっている。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    明るい茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄上部。
    鱗片はほとんどない。
    クロミノイタチシダの葉柄や葉軸はツヤのある紫色っぽくなる。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

特徴

太平洋沿いの暖かい地域にありふれたシダ。 葉はカサカサとツルツルが混じったような質感で縦長、 葉柄も長いです。 葉柄基部には明るい茶色の鱗片が多いですが、 それより上には鱗片がほとんどつきません。 一般的なイタチシダ類(オオイタチシダヤマイタチシダなど)とは同属で、 中央一番下の小羽片2本が八の字状に長くなるところは共通していますが、 軸部分に袋状にふくらんだ鱗片をつけないところで、 少し異なっています。
 
葉の長さ : 60~100cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林縁や林内
分布 : 本州(関東以西)、 四国、 九州、 琉球(沖縄島以北)、 中国、 南アジア、 東南アジア、 オーストラリア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。