パイプタケ

ちくわのようなミニきのこがびっしり

  • まだ生えかけの状態。 ここから若干伸びる。
    写真 / 2023.3.25 神奈川県横浜市緑区 中島淳志

  • ほぼ伸びきった状態。 黄色く変色することも。
    写真 / 2023.3.10 神奈川県横浜市緑区 中島淳志

  • 肉眼では白い粒のようにしか見えないことも多い。
    写真 / 2023.3.25 神奈川県横浜市緑区 中島淳志

特徴

パイプという名前がついていますが、 ちくわにも似た、 変わった形をしたきのこです。 広葉樹にも針葉樹にも一年中見られます。 木をひっくり返すと見つかることが多いです。
 
大きさ : 最大1mm
生える時期 : 一年中
生える場所 : 広葉樹や針葉樹の枯れ木(特に丸太や落ち枝の裏側)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

おもしろトピック

枯れ木の裏側に生えているので最初は見つけにくいですが、 大量発生してびっしりと覆うことがしばしばあります。 ルーペがあればパイプの形をしているのが分かるので、 ぜひ身近な木をひっくり返して探してみてください。

謎の多いきのこ

日本には少なくともパイプタケの仲間が数種類あると言われていますが、 詳しいことは分かっていません。 まだまだ謎が多いです。

見られる散歩道

執筆協力 : 中島淳志