ウチワゴケ

団扇のようなコケ…ではなくシダ

  • 山地の岩上などに生える。
    小さいのでコケのよう。
    写真 / 2023.3.16 愛知県新城市 S.Ikeda

  • 一面にびっしり生えることも多い。
    写真 / 2021.6.22 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 乾燥していると葉を巻いていることも。
    コケでないので水ですぐ復活しない。
    写真 / 2023.3.4 神奈川県 江の島 S.Ikeda

  • 1枚の葉と根茎。
    矢印先は包膜(ほうまく)でコップ状。
    根茎には黒っぽい毛が多い。
    写真 / S.Ikeda

特徴

山地の岩上などにによく生えています。 葉はとても小さくてコケのようですが、 維管束のあるれっきとしたシダです。 団扇(うちわ)のような独特の形で見分けやすいです。
 
大きさ : 長さ1~2㎝ほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林内斜面
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道