シロヤマシダ

城山にちなむ大きなシダ

  • 低山の林内に多い。
    写真 / 2023.5.4 鹿児島市城山町 S.Ikeda

  • 日なたの葉は黄色っぽい。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって群生する。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    上の羽片よりも長くならないことが多い。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 1つの小羽片。
    基部にはごく短い柄がある。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 側脈は2又に分かれることが多い。
    写真 / 2023.5.4 鹿児島市城山町 S.Ikeda

  • 胞子のう群は線のように細い。
    葉のフチと脈の中間につく。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 熟した胞子のう群。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 葉柄。
    茶色っぽい鱗片が少しあるが落ちやすい。
    写真 / 2023.5.6 千葉県南房総市 S.Ikeda

  • 葉軸。
    茶色っぽい鱗片が少しつく。
    写真 / 2023.5.4 鹿児島市城山町 S.Ikeda

  • 若葉はぐるぐる。
    写真 / 2023.5.4 鹿児島市城山町 S.Ikeda

特徴

暖かい地域の林内などに群生していることが多い大きなシダです。 似た仲間が多くありますが、 本種は胞子のう群が葉のフチと脈の中間につき、 葉柄基部に茶色の鱗片がわずかにあることなどが特徴です。 名前は鹿児島市の城山に由来します。
 
葉の長さ : 1mになる
観察の時期 : 一年中(常緑性)だが寒いと冬は枯れる
生える場所 : 低山のやや湿った林内
分布 : 日本(本州, 四国, 九州, 琉球(沖縄島以北)), 済州島, 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道